2009年12月15日

第59話 こんにゃく

町の花屋さんの店先に、もみの木が3本ならんでいました。ポインセチアもずらり。
「つぎはクリスマスだよ」とおいたてられているような気がして、なんだかそわそわして
しまいます。でも、おちついて、おちついて。私は、今、クリスマスどころでは
ないのです。「こんにゃく」 をなんとかしなくては。

私は食材を共同購入(きょうどうこうにゅう)しています。毎月2回、申し込みシートで注文
します。時間がないときは、ぱっと印をつけてしまうので、「えー、たのんでない!」という
ような物が届いてしまうことが時々あります。
そして、この前、やってしまったのです。
「手造り生芋こんにゃく」をたのんだはずが、とどいたのはどろつきの芋が二つ!!
「なんじゃこれ」と思い、説明書きをよんでみたら、「手造り生芋こんにゃくセット」と書いて
あるではありませんか。
「セット!?」
そうなんです。自分で芋からこんにゃくを作ろうというセットだったのです…。
「あれ〜っ」。
よよっとめまいをおこしそうになったとき、ぱっとひらめきました。
「そうだ。こんにゃくの作り方を今度のひなたぼっこばなしに書こう」
そう決めたら、元気になりました。そして芋が届いてから2週間後のきょう、こんにゃく作りに挑戦してみました。

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1.こんにゃく芋、どーん。500グラム。

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2.芋を洗って、皮をむく。おへそみたいな芽はとる。
鍋に水1.8リットルいれておく。

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3.芋を角切りしてひたひたの水をいれてミキサーにかける。水は1.8リットル分からとる。芋はまるで梨のようなかおり!

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4.ミキサーの音にほえるまるちゃん

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5.4の芋と水をしゃもじでまぜる。
おやおや、色がピンク色。きれい。

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6.鍋に5をいれてこげつかないようにしゃもじで混ぜながら煮る。10分ぐらいたつと、フツフツ煮たつ。こんにゃくの主成分マンナンが開いた印なんだって。弱火にしてさらに5分。

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7.70ccの湯でといておいた凝固剤12.5グラムを6に加え、バラバラにならないよう、がんばってまぜる。加えたしゅんかん、こんにゃくのにおいが、ふわん!

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8.すばやくパットにいれ平らになでる。
20分放っておく。

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9.こんにゃくを切る。

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10.沸騰したお湯にいれて20分ほどゆでる。
アクがどんどん出て、びっくり。

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11.ゆであがりを水に1時間ほどさらして、できあがり!

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12.田楽こんにゃく。手造りだと、さらにおいしい!

1枚の説明書に3か所も、「できあがる前のこんにゃくは絶対に口に入れないで」と書かれていました。6番あたりで、ちょっと食べたくなったのですが、「口の中がピリピリと荒れて大変なことになる」と書いてあったので、がまんしました。スリリング。
 それにしても、あの芋を、こんにゃくにしようなんて思いついた人は、いったい、だれなんでしょう。すごい人だと思います。

冬至(12月22日〜1月4日)に、「ん」のつく食材を食べると健康にすごせるといわれています。「なんきん」「だいこん」そして「こんにゃく」も。こんにゃくは、「砂払い」といい1年間で体にたまった毒を吸収して排出してくれるんですって。あと1つ芋があるので、冬至にまた手作りしましょうかね。でも、説明書に「日数が経つほどできあがったこんにゃくの風味はおちる」と書いてある。じゃあ、また注文?
どうしようかなあ。
posted by あさえ at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする