2011年09月27日

第76話 かあくんと、いっしょ

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。あんなに暑かったのに、急に涼しくなりました。かぜをひかないように気をつけましょう。私は頭のかぜをひいたようで、自転車に乗って駅までいって、買い物したら自転車のことを忘れて歩いて帰ってきました。これで2回目。一度は他の人の自転車に乗ってとちゅうまで帰ってきたこともあります。こぎ心地がちがうと気づいたからよかったけれど。

こんなチョイボケの私に、カツをいれてくれるのが4さいの「かあくん」です。この人はすごい。家に遊びにくると、帰るまでしゃべりっぱなし。よくつかれないなあ。
私たちは、よく近所をいっしょに散歩します。
この前、遊歩道で、細い枝をひろいました。ごく普通の枝です。
かあくん「えだ君、持って帰ってもいい?」。私「(え?えだ君?そうか、えだ君か)うん。いいよ。えだ君、お家につれてってもらえてうれしいって」。そのとたん、かあくんの想像力に火がつきました。「えだ君、どうして一人ぼっちなの?」。私はすでにえだ君に変身。「ママの木から落ちちゃったの」「ママーって、ないてるの?」「だいじょうぶ。かあくんがひろってくれたから、一人で夜の道でねなくてすんだから」「お家に帰ったらおふろに入ろう」「うん。うれしい」……。延々と続くえだ君との会話。

あるときは、「かあね、お友だちがいるの。」「だあれ?」「せんぷうき君だよ。かあとお話するんだよ。」「へえ。でも冬になってお仕事なくなったらしまわれちゃうね。お話しできないね」「かあの家はしまうとこないからだいじょうぶなの」「ふうん」。もう私はおかしくておなかが爆発しそう。なんてかわいいんだろう。ママ曰く、毎日扇風機のねじ穴になにかしらささっているそう。きっとなにかをさしてから、お話をしているのでしょう。会話しているところを見てみたい。

この前、遊歩道でヤマゴボウをとって帰って色水遊びを楽しみました。ヤマゴボウをつぶして水をいれて、そこに紙粘土をいれてぐちゃぐちゃにして、プリンのようなものを作ったり、汁で色染めをしたりしました。遊びもダイナミック。次から次へとひらめくらしく、お話をしながら身体全体で遊んでいます。なんて自由なんだろう。

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ヤマゴボウを分解するぞ。

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ヤマゴボウ汁だあ。

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ヤマゴボウ汁だあ。

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半紙に染めてみたよ。風でひらひら♪

生まれて4年。扇風機や木の枝と友だちになってお話しできるなんて、すごくすてき。かあくんといると、私のこりかたまった頭も柔らかくなります。こういう人を相手にお話を書いているのだから、まったく、たちうちできないけど、それでも負けないぞ。書いてやるぞとエネルギーがわいてきます。ありがとう、かあくん。いつまでも、自由なキミでいてください。

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ゼリーいろいろ、できあがりー。

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ブルーベリープリンですよ。
posted by あさえ at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする