2014年02月26日

 第101話 帰りをまってるよ

2月。あと数日で3月になります。雨水の節気に入ったのでお雛様を飾りました。桃の花と菜の花とひなあられを飾ると、華やかな女の子の節句という雰囲気になります。昼間はだいぶ暖かくなってきましたが、夜はまだひんやりとして、春は何処?という感じがします。

さて、我が家には2メートル×1.2メートルの机があります。ベンチが1つといすが5脚。30年ほど前に、私たち家族が私の実家に引っ越すことになったとき、父が買ったものです。父は孫と暮らせるのがとてもうれしくて、全員で食事できるように、大きなダイニングセットを買ったのです。その椅子が5脚、背もたれの籐はボロボロ。座の革は変色し破けています。母は、じょうずにカバーをして使ってきましたが、いかんせん破損状態がひどい。今、新築中で仮住まいなのですが、引越し先に、カバーがはずされボロボロの姿をさらした椅子が運ばれてきたときには、さすがに恥ずかしくなりました。そして、「処分して新しい椅子を買う」か「修理して使う」か、決断することになりました。
1と2後から.jpg
ひどい後姿。

 飛騨の家具で、メーカーに修理費を問合せたところ、新らしい椅子と数千円しかかわらないということがわかりました。息子は、「他の椅子も見てごらんよ。いいので、もっと安いのもあるよ」といいます。ぐらぐら迷いながら、メーカーの東京ショールームに行きました。そうしたら、30年前のうちにある椅子と同じ椅子が並んでいました。ずっと作り続けてくれているんだとわかって、とても嬉しくなりました。そして即決。修理をお願いすることにしました。革ではなく、布にしました。椅子の表情が違って、いい感じです。消費税が上がる前に、修理に出すべく、我が家から椅子5脚、旅立ちます。飛騨へ。寒いだろうなあ。
 帰ってくるのを、楽しみに待ちたいと思います。天国にいる父も喜んでいることでしょう。それにしても、天国に行く前に、修理しておいてほしかったな。お父さん。

posted by あさえ at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする