2015年08月24日

 第119 みのむし!

 セミたちの声が弱くなってきて、しだいに秋の足音が近づいてきたように思います。まだ残暑は厳しいですが、確実に季節は移り変わろうとしています。こどもたちはもうすぐ二学期が始まります。みんな、どんな夏休みだったのかな。私はいつもと変わらぬ毎日で、ほとんど仕事をしていました。目は疲れ、肩は凝り、ずっと座っているので腰が痛くなりました。午後2時ぐらいになると睡魔に襲われ、30分ほど昼寝をして、また仕事。そんな中、息子に誘われて「ジュラシックワールド」という映画に行ってきました。上映最終回だったので終わったのが0時ちょっと過ぎ。恐竜に襲われるシーンは恐ろしくて、「あっ、やられる!」とわかると目をふさいでいたものだから、面白かったのかどうなのかよくわからないという始末。刺激が強すぎました〜。

先日、駅から家に帰る途中、アスファルトの道路のすみに黒っぽいかたまりを見つけました。ピンときて、しゃがんでよく見たらやっぱり「ミノムシ」でした。漢字で書くと「蓑虫」。葉や細い枝で蓑のような殻をつくり、その中で過ごす不思議な虫。最近見ないと思っていたところに突然現れたので、うれしくなりました。このままでは車にひかれたり、踏み潰されたりするかもしれないと思い、家に連れて帰り、植木鉢の上においておきました。こどもの頃はミノムシはたくさんいて、殻をはいで毛糸や折り紙を細かくして、その中にいれるとカラフルな蓑をつくりましたっけ。今考えると残酷なことをしたなと思いますが、そうやって小さな生き物への親しみを深めていたような気もします。セミだって、つかまえて胴体に糸をつけてはしっこをもって、ぶんぶん飛ばしました。セミの羽のパワーが糸をつたわってきてワクワクしたものです。そのことを孫に話たら、「かわいそう〜」。複雑。

さて、我が家に引っ越しさせたミノムシですが、翌朝見てみたら、どこにもいない!あれっと思ってまわりを見てみたら、30センチほど離れた壁にくっついていました。夜のうちに動いたようです。蓑の上の口から半分体をだして、足でもぞもぞ移動しているようです。次の日みたらまたいない。鳥につれていかれたのかと気の毒に思っていたら、まあ、そこから3メートルぐらい離れた壁にはりついているではありませんか。びっくり。ガレージを横断したことになります。車にひかれないでよかった。

 ミノムシは、雄が羽化してミノガになり、雌は蓑の中で産卵して死んでいくのだそうです。一度も蓑から出ることなく……。そういう私も、なかなか自分の殻から抜け出せなかったけれど、ある人と出会って、すごく生きることが楽になったという経験があります。蓑を脱ぐことができました。ミノムシ女子たちは、きっと蓑とともに生きるほうが楽なのでしょうね。聞いてみたいものです。ミノムシは冬を越えるのが大変だそうです。うちのミノムシ、がんばれ! 冬はまだまだ遠いけど。

写真.みのむしちいさい
ぼけててごめんなさ〜い。きみは、女の子かな。男の子かな






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2015年08月08日

第118話 猛暑猛暑〜

 もう1週間も35度以上の猛暑日が続いています。熱中症で病院に運ばれる人の数も増えているし、気の毒なことに亡くなる方もいらっしゃるくらいの激しさです。夜、クーラーをつけっぱなしで寝たほうがいい、水分はこまめにとるように、日中はなるべく外にでない、などの注意は守っていますが、それでも時々頭痛がしたり、気持ち悪さを感じたりします。熱中症のせいかどうかはわかりませんが、体調はいまいち……。先日、編集者の人と話していて、「私がこどものころは、ときどき35度で、だいたい30度ぐらいだったと思います。クーラーもそんなに使った覚えがないです。」といってました。察するところ、25年ほど前の話かと思いつつ、自慢ではないけれど、私がこどものころは、クーラーないし、30度こえると暑いという感じだったような気がします。やっぱり、地球は熱くなってる・・。海水浴場にサメも来てるし。

 犬も人間と同様でぐったりしています。うちの柴犬まるちゃんは、14歳で高齢ですが、体ががっちりしていて大きく、散歩のときはスタスタ歩くので、若く見られます。でも、家ではずーっと寝ています。最近は、夜中に鳴いて夫をおこし、散歩をねだります。夫がぐずぐずしていると、部屋でおもらしをしてしまいます。以前はそんなことはありませんでした。まるも、水をたくさん飲むので、それでおしっこの回数が増えているのかもしれません。あるいは、年齢のせいかも。寝ているところに、起こされる夫もつらいですけど、家でおしっこをするようにしつけなかったことを後悔しています。ただ、夜はある程度涼しいので救いです。

 普通の散歩も、夜の8時ごろにいくようにしています。今ごろだと、セミが羽化しているところをみることができます。羽化する前の幼虫が木にむかって道を歩いているのを見つけると、つぶされるといけないので幹につかまらせてあげます。何匹も道で踏み潰されているのをみると、かわいそうで…。外に出てくるまでに7年と言われています。今小学二年生のかーくんが生まれたときから土の中にいて、やっと出てきたのですから、セミになってほしいなと思います。昨夜は暗闇の道になにかが動いていて、「なんだ?」と、夫が近づいてみると、「カブトムシだ!」。家の近くの遊歩道を、なんでカブトムシが歩いているのでしょう。びっくり、びっくり!もちろん、土のところに移動させました。人がけっこう行き交う遊歩道なのですが、みんな、気づきません。よかった。
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みんな、セミになったかな。

私たちが、暑い暑いと暮らしている時間、小さな虫たちは、しっかりと自分の「生」を生きているのだなとしみじみ思います。まだまだ猛暑は続きます。夏を楽しみながら、元気に過ごしたいものですね。そのためには、まず、外にでましょうか……。ひぇー。
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闇夜に輝いてるね。うまれたての命。



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