2016年05月15日

第140話 うれしいこと

 遊歩道のあじさいに緑色のつぶつぶのかたまりが増えてきました。5月はじめに元気に咲いていたジャーマンアイリスやツツジは、すっかり枯れ果てて気の毒なくらい。でもタンポポやしろつめくさなど野の草は、たくましく咲いているし、ドクダミの葉もつやつやしてきました。自然は季節の移ろいとともに、入場と退場のタイミングをちゃんと心得ているようです。人間は、退場しなければいけないのにしがみついてなかなかできない人も多いけれど。えっ、私のこと?!

 さて、うれしいことがありました。一つは、私の絵本「はしれ!ディーゼルきかんしゃデーデ」(絵・鈴木まもる 童心社)が今年の西日本感想画コンクールの指定図書になったことです。東日本大震災の際に行われた燃料輸送のことを絵本にした作品です。この絵本を読んで、イメージしたことを絵に描くコンクール。いろんなデーデを描いてもらえたら嬉しいです。今、熊本や大分は地震被害で大変です。こどもたちも、ストレスを抱えていることでしょう。デーデに限らず、物語の世界で想像力を遊ばせて、少しでも緊張を和らげることができたらいいのですけど。
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連休後、カルバッチョ展を見に行ったときの新緑。キラキラ。

 もう一つの嬉しいことは、5月12日にFMラジオ「サードプレイス すとうあさえのともいき暦」の収録をしました。FM東京の半蔵門のスタジオは皇居の前。青葉若葉の美しいこと。前回の放送で、「こどもと楽しむ 行事とあそびのえほん」(絵・さいとうしのぶ のら書店)をラジオを聴いている方にプレゼントをするとお話しました。そうしたら、応募してくださった方のハガキに、「すとうさんの声は、やわらかくて人をいやす不思議な力があるように思います。」と書かれていました。もう、嬉しくて!!! ラジオをするにあたり、なにが心配だったかというと、「話すのが下手」ということ。毎回、私が前もって構成と選曲(3曲)をして、ディレクターの方にアドバイスをいただいて脚本に仕上げています。そして脚本をマイクの前で読まなければいけないのは私……。棒読みになってしまうし、もごもごして聞き取りにくいのではないかと思ったり。実は2年目にはいっているのに、自分の放送を今だに聴いたことがありません。恐ろしくて聴けない。ですから、今回のお手紙は私の励みになりました。Oさん、ありがとうございました! 

 姿は見えないけれど、どこかで私の声に耳を傾けてくれている人たちがいる。緊張感をもって、でも季節の話題を楽しくお伝えしていこうと思います。マイペースで。

 
posted by あさえ at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする