2016年08月17日

 第148話   新盆

台風がきたと思ったら、あっというまに去ってゆき、きょうは猛暑。恐ろしくて外に出られません。でも、午後から打ち合わせがあります。わざわざ、我が家の近くまできてくださるので、私は助かりますが、ここまで暑いと申し訳ない気持ちです。

 先日、義母、りんさんの新盆が終わりました。新盆を迎える檀家の家族がお寺に集まり、ご住職がお経をあげてくださいました。お義姉さんが、「人が多いし、車もとまらないから、私がお寺にいくから、みんなは夕方の食事会にきて」と言ってくれたので、私たち総勢7名(子どもたちが発熱したので、3名欠席)は夕方に指定されたレストランに行きました。りんさんの写真もなく、25名ほどの親戚がにぎやかに食事をしただけの新盆でした。

 法要をちゃんとやる方たちからみたら、「えー!?」とあきれられてしまうかもしれない。でも、いろんな偲び方があっていいと思います。大切なことって、なんだろう。りんさんは、お義姉さん二人に手をさすられながら天国に旅立ちました。それが一番幸せで、なによりなこと。みんなが、集って、笑って、食べて、飲んで。「今度、キャンプいこう。」「今度、うちにきて。」などなど、にぎやかにおしゃべりして別れる。その真ん中に、りんさんがいて、にこにこ笑っている。いい、新盆!

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 食事会のあと、今はお義姉さんが一人ですんでいる、りんさんの家に寄って、ご仏壇にお線香をあげました。私はりんさんが亡くなって初めて家に行きました。いつも行くと、りんさんが、「あさえちゃん、まあまあ。忙しいのに、よくきてくれたねえ。」とにこにこ笑って迎えてくれました。その姿がふと見えて、消えました。しみじみ、寂しい。私たち家族は、離れて暮らしていたので子どもたちの様子を知らせるために、毎月手紙を送っていました。りんさんは、手紙を全部とっておいてくれたそうです。自分のことより、まわりの人のことをまず考える人でした。たくさん我慢をしていたのではないでしょうか。慈しみ深い人でした。
 血はつながっていないけれど、息子たちのなかにりんさんの血が流れていることが嬉しいです。
 りんさん。ありがとう。
 これからも、ずっと、大好きです。

posted by あさえ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする