2017年05月23日

第163話  へんなのかな?

 遊歩道にタチアオイがすくすく生長し、花も咲いています。タチアオイは梅雨のものさしで、梅雨のはじまりとともに下から花が咲いていくそうです。そろそろ梅雨ですね。

 ここのところ、自分の許容量をこえる忙しさでした。でもこえていることに気がついていませんでした。それが、こわい。「原稿を書こう」と思ってもう一度依頼メールを確認したら、「えっ、明日が締め切り?!」。今月末だとばかり思っていました。焦った、焦った。とてもじゃないけど、書けないので翌日、編集者さんに恥をしのんで告白し、締め切りを延ばしてもらいました。まったく恥ずかしいことです。

 さらに先日、短大の授業を終えて帰るとちゅう、急行から各駅にのりかえて座りました。すわったとたん、頭のなかに「やじろべえが地面に倒れた」というフレーズが浮かびました。「ん!?どんぐりのやじろべえだったら、倒れたまま根がでちゃうかもしれない。そしたらやじろべえはどうする」などといろいろ浮かんできました。駅につき電車のドアが開いたので、私はすっとおりて階段をおりました。あれ、ちがう。自分の駅じゃない・・。なぜ、降りてしまったのかまったくわかりません。今だに。

 帰ってから、いろいろ原因を考えました。そしてやることが多すぎるから、気もそぞろになっているのかもと思い、やることを整理することにしました。まず、「仕事」「授業・児童文芸家協会の仕事」「講演会」と3つにわけて箇条書きにやることを書きました。そして壁に貼って、朝起きたら必ずチェック。終わったものには赤で傍線をひきます。なんだか、すごくいい感じ。今のところ頭がすっきりしています。

 ところで待望の新刊がでました!「ゴチソウドロ、どこにいる?」(くもん出版)絵は日本画家でもあるさとうめぐみさん。森を舞台においしい食べ物を盗んでしまうゴチソウドロをさがす絵本です。やっかいなことに、このどろぼう、「てんぐのかくれみの」のように、体を隠してしまうふしぎなマントをつかって盗むものですから、なかなかつかまりません。各場面でゴチソウドロは、絶妙な隠れ方をしています。また場面場面にいろんな「発見」や「つぶやき」がちりばめてあるので、何度もいったりきたり、指でなぞりながら楽しんでもらいたいです。ちなみに、6歳の孫は、「さるの湯」の主人が気になるようで、「いつもお風呂にはいってるね」と言っていました。

 ユリ・シュルヴィッツの「夜明け」や安野光雅さんの描く絵本のような美しい絵本を創りたいとずっと思っていました。「ゴチソウドロ、どこにいる?」は、季節の移ろいが見事に描かれています。付箋で場面と登場人物をぺたぺた貼りながら構成を考えまいた。とても大変でした。それが、実際に絵本になったのですから、感無量です。たくさんの子どもたちの手に届きますように!
IMG_0695.JPG
今となっては懐かしい私の古戦場


 

posted by あさえ at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする