2017年07月30日

第165話   大暑の日には

 日中のなんて暑いこと!外を歩いていると熱せられているようです。こういう暑さは、私がこどものころにはなかったような気がします。小学生のころ、夏休みのワークブックに天気と気温を記入する欄がありました。30度を超えることって、あんまりなかったような……。あくまで記憶なので断定はできませんけど。

 二十四節気では今は「大暑」。納得です。あんまり暑いので「麩まんじゅう」を買おうと、いつもの和菓子屋さんに行きました。和菓子屋さんにいくとつい季節の生菓子に目がいってしまうのですが、今回もうっとりするくらいきれいな和菓子を見つけてしまいました。名前は「金魚」「うりぼう」。金魚は水のなかで泳ぐ涼しげな景色が見事に和菓子に表現されていました。「うりぼう」はイノシシの子どものことかとおもいきや、そうではなくて、「小玉スイカ」のこと。中にはつぶあんが入っています。「麩まんじゅう」に少し未練を残しながら、「金魚」と「うりぼう」を購入。家に帰って、冷えた加賀の棒茶とともにいただきました。ほっと、一息。
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「金魚」
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「うりぼう」

 先日嬉しいことがありました。仙台にお住まいの作家の方が、フリーペーパーに載っていた「デーデのパンや、開店」の記事を送ってくださったのです。写真にはパンがずらりと並び、「はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ」の絵本も飾られていました。東日本大震災のときに燃料を被災地に運んだディーゼルきかんしゃデーデのように、「前へむかってすすみたい。しあわせを届けたい」ということでお店の名前に「デーデ」とつけてくださったそうです。こんな嬉しく光栄なことはありません。デーデたちはすべて解体されてしまいましたが、デーデたちの思いは今も生き続け、これからもいろんな形で伝え続けられていくのだなと感じます。
仙台にいったら、「デーデのパンや」でおいしいパンを買いたいと思います。恥ずかしいので名乗りませんけど。楽しみです。



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2017年07月03日

第164話  私しか気がつかないこと

なんて暑いのでしょう。7月。梅雨の真っ只中。むくげの花が満開。百日紅の紅色の花も満開。遊歩道の草が茂っているところ通ると、むっと、くさいきれのにおい。そんな日本の梅雨の日々、もうちゃんが作ってくれたテープハートが、かわいい。
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先日、浅草神社に夏越しの祓えに行ってきました。浅草神社には、犬形があり、それに愛犬の名前をかいて悪いところをうつし、3回息をふきかけてご祈祷箱にいれます。500円。うちの犬は柴で16歳の男の子。名前は、まるといいます。見かけは元気で若く見えるので、16歳だというとみなさん驚かれます。でも後ろ足はときどき、へなっとなりますし、顔もだいぶ白くなりました。まるのいない暮らしはもう考えられません。いつまでも元気でいてほしいと思い、毎年浅草神社の輪くぐりを一緒にします。

 浅草は外国の観光客が多く、日本犬は珍しいようです。まるが歩いていると、「なでてもいいか」「一緒に写真をとってもいいか」とひっきりなしに声をかけられます。いつのまにかまると夫のまわりには、大きな輪がぐるりとできてしまいます。まるは、人が苦手なのでしっぽが、だらーっとさがってしまいます。くるんとまるまっているところがいいのに。来年もまた来られるかなと毎年思いながらの輪くぐりです。
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 将棋の世界で、藤井四段の活躍が話題になりました。ニュースで藤井さんがモンテッソリーの教育を受けたと報道され、その教室が紹介されていました。それをぼんやりみていたら!!
なんと、その部屋の絵本ラックに、私の本があったのです!!「にょろへびやのへびんくん」(岩崎書店)。「もこもこもこ」がすぐ目について、その前にあったのが、へびんくん。たぶん、だーれも気づかないと思います。私しか気がつかない。でもすごく、嬉しかったです。以前、知り合いの人から、篠原涼子さんの家がうつったとき、そのうしろに「ざぼんじいさんのかきのき」があったと教えてもらったことがあります。それも嬉しいことですが、「へびんくん」は自分で発見したぶん、喜びもひとしお。100%私にしかわからないことだけど、しこしこすみっこで書いているものにとっては、とっても嬉しい瞬間でした。

むしむし暑い日本の梅雨のさなか、涼風が吹きました。
posted by あさえ at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする