2017年09月19日

第170話  ちいさなおはなしたち

 まだ残暑が今週末まで続くそう。やっと涼しい風を感じ始めたかと思ったら、昨日は熱中症で倒れた人もいるくらいの暑さ。といいつつも、夜の散歩は秋の虫たちの声を聴きながらだし、長袖のTシャツを着ることも多くなりました。
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まるもくつしたはいてみました。

 さて、16日から18日の連休は、1日群馬に出かけたけれど、あとは本の整理をしました。前から少しずつしていたのですが、なかなか進まないので「えいっ」と決心して取り組みました。それは「月間保育絵本」の整理です。今まで書いた作品や連載・監修したページを含む保育絵本は、そのまま全部とってあります。それが、本棚のかなりのスペースを占めるようになったため、どうしたらいいかなと考えていたところ、アドバイスをもらいました。作家さんで保育絵本の仕事をたくさんされている方からです。自分が書いたページだけを切って、表紙といっしょにファイルしていくのがよいと。「なるほど」と思い、取りかかりました。
 
 まず、本棚から保育絵本をとりだしたところ、ざっと数えて300冊ほどありました。「ひえー」と悲鳴をのみこみ、1冊ずつ自分の書いたところを見つけてカッターで切り、表紙とセットでまとめていきました。連載ものや、監修ものはそれぞれまとめて、ファイル別にいれました。保育絵本は季節感をとても大事にしているので、季節の虫や食べ物、花などの写真記事も多くあります。ですから「これは今度(短大の)授業で使える」というものもあって、資料集めにもなりました。
 
 今まで書いた5見開き、6見開きのおはなしをみていくと、すっかり忘れているものも多く、わあ、すごい画家さんと組んでいたんだと驚くこともあり、なかなか楽しい作業でした。そして積み重なっていくちいさなおはなしをながめていたら、なんだか、じーん。コツコツとまあ、よくやってきたなあと自分をほめてあげたくなりました。このちいさなおはなしは、もう世の中に出ることはないだろうけど、私にとっては、市販本のおはなしも、保育絵本のおはなしも同じ自分の作品です。ウンウン苦しみながら書いたものばかりです。

 私を育ててくれたちいさなおはなしたち。月間保育絵本の仕事は、私の原点だなと思います。これからも、たくさんちいさなおはなしを作り続けていきたいなあ。 
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2017年09月10日

第169話   うれしいこと

 おだやかな日曜日。今朝、キッチンの前の小窓をあけたら、金木犀の香りがほのかにしてきました。やっぱり・・。気のせいじゃなかったんだ。今年は少し早い気がするけれど、この香りは気持ちを和ませてくれます。
 
 うれしいことがありました。わたしの絵本、「十二支のおもちつき」(早川純子/絵 童心社)が、日本児童ペンクラブの第三回絵本賞に選ばれました。思いがけないことで、驚きました。この作品は「おもちつき」ですから、年末年始の期間限定の行事絵本。一年で新刊絵本が1000冊ぐらいはあるときいたことがあるので、そのなかから「行事」の絵本を選んでくださったことに、心から感謝したいです。2008年に「産経児童出版文化賞のニッポン放送賞」を「子どもとたのしむ行事とあそびの絵本」(さいとうしのぶ/絵 のら書店)でいただきました。そのときもそう思いました。とっても小さな絵本なのに、よく見つけてくださったと思いました。
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十二支それぞれに性格があります。早川さんが考えて描いてくださいました。

 「おもち」。わたしがこどものころは、おもちはお正月にしか食べられないハレの日の食べ物でした。小学生のとき、学校からの帰り道、きゅうにおもちがたべたくなって、「おもち、たべたーい」と大声で叫んだ記憶があります。今は一年中食べることができます。ひとつひとつ袋にはいっていてずいぶん日持ちもいいみたいです。それはそれで嬉しいのですが、新しい年を迎える特別な行事食としての「おもち」のことも、ちょっと子どもたちに伝えておきたいなと思ってこの絵本を書きました。

 行事は日本の伝承文化のひとつです。暮らしのなかで脈々と祝い、形を少しずつかえながら伝承されていくのですね。「十二支のおもちつき」の絵本が年末年始の絵本の定番となり長く読み継がれていってくれたらいいなと思います。今回の受賞が、きっと大きな力になってくれると思います。そして、「行事とあそび」はわたしのライフワーク。行事の絵本や物語をこれからも書き続けていきたいと思います。
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「子どもと楽しむ行事とあそびのえほん」

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2017年09月09日

第168話   いい季節になりました

 朝、ゴミの日なのでゴミを出しにいきました。
涼しい風がふわーっと吹いてきて、あー、いい季節になったなあって感じました。わたしは晩秋から冬にかけての少しもの寂しさがただよう季節が好きです。着るものも厚くなってきて家のなかにこもりたくなるころが好き。なんでかわかりませんが。
 昨日、打ち合わせの帰り、四谷を歩いていていい秋風が吹きました。そのときに、とつぜん「かやくごはん」が食べたくなりました。帰りに材料を買って、いつもより1カップ多めに炊きました。しめじと豆腐の味噌汁(具は余り物)、鮭、切干し大根の煮物。トマト。だだ茶豆。ちょっとつけすぎのキュウリのぬか漬け。いつもは1杯でおしまいなのですが、昨夜は2杯目いきました。それでも残ったので、きょうのお昼は温めておにぎりにしようと思います。

 ここ数日、本棚の整理をしています。2歳用、4歳用、7歳用、10歳用と、絵本や童話を分けてみようと思ったからです。本がごっちゃにはいっているので、孫たちが選びやすいようにしたいなと思って。嬉しいことにわたしの友人の作家さんたちが、新刊が出ると送ってくださるので、我が家の本棚には絵本から童話、ノンフィクション、読み物と幅広く本が揃います。10歳のかなちゃんと7歳のもうちゃんはささきかつおさんの「モツ焼きウォーズ」(ポプラ社)が特にお気に入り。紙芝居の舞台も、いつでもできるように本棚の横においてあります。わたしが小さいころは今みたいに絵本があまりありませんでした。小学生の高学年になったころに「少年少女世界文学全集」が毎月1冊ずつ家に届くようになり、それを読むのが楽しみでした。家にもどってから読むと夕方まであっというまに時間がたち、部屋が暗くなったことにも気が付きませんでした。あの全集が、友達の家にいったときに本棚に並んでいるのをみたとき、なんともいえない懐かしさを感じました。わたしの全集は、どこへ行ったのでしょう。まったく、記憶がない・・。
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 まだ本棚の整理は終わっていませんが、次は衣類の整理をする予定です。毎日少しずつ。この夏、一度も着なかった服は処分しようと思います。靴も。父が買ってくれたワイン色のひもで結ぶ靴があります。もう30年ぐらい前のもの。そんなに上等ではないと思うのですけど、ほとんど履くことがありません。そろそろ、手放そうかな。

 さっき、窓から金木犀の香りがただよってきたような。でも早すぎますよね。いっくらなんでも。でもしたような・・。



posted by あさえ at 11:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする