2014年06月30日

 第105話 家が見えてきた

 あっというまに7月になりました。文月です。「文」。七夕の短冊に願い事。暑中見舞いの葉書き。なんとなく文字を書きたくなる和風月名です。なーんて、そんなのんびりしたことは言っていられません。文章を書くのは私の仕事。一年毎月が文月の気分でいかないと。それにしても、もう1年の半分が終わってしまいました。仮住まいの近くの公園には、クチナシの花のかおりが漂いはじめ、おしろい花もにぎやかに咲き始めました。9月にここに越してきて、あっというまに10か月。家を建てるのになんでこんなにかかるのかと、友人たちは首をかしげています。私だって、首をかしげすぎて、首が座らなくなっちゃいそう。
1階から2階をみる.jpg
2階を見上げるとこんな感じ

 やっと、先日工事現場に行き、現場監督、設計者とともに「立ちあい」をすませることができました。柱がたち、屋根もできて、なんとなく家の姿が見えてきました。やはり、狭い。前の広々とした気持ちよさはありません。でも、しっかりとした家になりそうだし、狭くはなるけれど、物を捨ててシンプルな暮らしに切り替えることも大事だと思うので、現実を静かに受け入れようと思います。
1階から地下をみる.jpg
1階から地下を見下ろすとこんな感じ

 家が見えてきたところで、ゆっくりもしていられないと思い、キャビネットを探しに下北沢の古家具店に行ってきました。そしたら、まあ、なんて面白いこと! 私がちいさいころ、祖母が営む料亭にあったのと同じタイプの冷蔵庫を発見。まるで金庫みたい。氷屋さんが大きな四角い氷を届けてくれて、それを冷蔵庫にいれて冷やしてたっけ。それから、ダイヤル式の電話。黒くて、スマートなデザイン。我が家にも同じのが、ありましたよ。ちゃぶ台もたくさん並んでいて、嬉しさのあまり、心臓がドキドキしてしまいました。私は、大学生のころ、長火鉢が欲しくてたまりませんでした。もちろん買えなかったけれど。私はかなり古いものが好きみたいです。

 火鉢、ガラスの金魚鉢、帳簿箪笥。これ全部我が家にありまーす! すてきな茶箪笥がありました。欲しいなあ。キャビネットに使える大きな戸棚もあって、重厚感と引き出しの多さに思わず買おうって決めかけたのですけど……。こんなにすぐに決めては、もったいないような気がして、ちょっと我慢しました。このワクワクドキドキ感をもう少し味わいたいなって。
2階.jpg
1階の仕事スペース

 引越しは8月末になりそうです。あと2ヶ月。本腰いれて、仮住まいの2階に積んであるダンボールを整理しなくては。身軽になって、新居にいきたい!あんまり物を捨てすぎると、「自分の人生はもう終わり」と感じて落ち込む人がいるから気をつけるようにと、知人から注意を受けました。はい。「これから、私の新しい人生が始まる」と思えるような整理を心がけたいと思います。
posted by あさえ at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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