2017年09月10日

第169話   うれしいこと

 おだやかな日曜日。今朝、キッチンの前の小窓をあけたら、金木犀の香りがほのかにしてきました。やっぱり・・。気のせいじゃなかったんだ。今年は少し早い気がするけれど、この香りは気持ちを和ませてくれます。
 
 うれしいことがありました。わたしの絵本、「十二支のおもちつき」(早川純子/絵 童心社)が、日本児童ペンクラブの第三回絵本賞に選ばれました。思いがけないことで、驚きました。この作品は「おもちつき」ですから、年末年始の期間限定の行事絵本。一年で新刊絵本が1000冊ぐらいはあるときいたことがあるので、そのなかから「行事」の絵本を選んでくださったことに、心から感謝したいです。2008年に「産経児童出版文化賞のニッポン放送賞」を「子どもとたのしむ行事とあそびの絵本」(さいとうしのぶ/絵 のら書店)でいただきました。そのときもそう思いました。とっても小さな絵本なのに、よく見つけてくださったと思いました。
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十二支それぞれに性格があります。早川さんが考えて描いてくださいました。

 「おもち」。わたしがこどものころは、おもちはお正月にしか食べられないハレの日の食べ物でした。小学生のとき、学校からの帰り道、きゅうにおもちがたべたくなって、「おもち、たべたーい」と大声で叫んだ記憶があります。今は一年中食べることができます。ひとつひとつ袋にはいっていてずいぶん日持ちもいいみたいです。それはそれで嬉しいのですが、新しい年を迎える特別な行事食としての「おもち」のことも、ちょっと子どもたちに伝えておきたいなと思ってこの絵本を書きました。

 行事は日本の伝承文化のひとつです。暮らしのなかで脈々と祝い、形を少しずつかえながら伝承されていくのですね。「十二支のおもちつき」の絵本が年末年始の絵本の定番となり長く読み継がれていってくれたらいいなと思います。今回の受賞が、きっと大きな力になってくれると思います。そして、「行事とあそび」はわたしのライフワーク。行事の絵本や物語をこれからも書き続けていきたいと思います。
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「子どもと楽しむ行事とあそびのえほん」

posted by あさえ at 11:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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