2018年06月06日

第190話    びわ、たわわ

 そろそろ梅雨入りのような気配がします。きょうもシトシト雨が降っています。今年は浴衣を着てみようと思って、朝顔柄の浴衣を出しました。今度着付けのできる友人にきてもらって、着方を教えてもらう予定です。この浴衣は4月に亡くなった叔母が来ていたものなので、叔母のことを偲びながら着たいと思います。

 庭のビワの木に実がなりました。昨年はならなかったので今年はその分、たわわに実りました。ただ夜中にどなたか食べにきているようで、食べカスをインターネットで調べてみたら、どうもハクビシンのようです。そこで、クリスマスのお飾りみたいに派手な飾り(孫のもかちゃんの私物)を枝につけてみたら、効果があったようでこなくなりました。

 このビワは、弟が種をまいてぐんぐん育ち、50年たった今では4メートルぐらいになりました。弟が小学生のころに給食で食べたビワがあまりにおいしかったので、種をもって帰ってきて庭にうめたのです。ずーっと実がならず、やっとなったと思ったら小さくてすっぱい。母と私で食べてみたんですけど、「すっぱかったよ」って弟に報告したら、「なんで食べちゃうんだよ。」って叱られました。そうですよね。まず、オーナーの弟にすっぱくても小さくても献上しなければいけませんでした。びわはそれから一度も実をならすことなく、そのうち悲しいことに弟は天国へいってしまいました
IMG_1611.JPG

 今年のビワはものすごくおいしいです。母と食べて、弟が給食でたべたビワはきっとこのくらいおいしかっただね、と話しました。ちゃんと、弟の写真にビワをお供えしました。

 まどみちおさんの詩に「びわ」という詩があります。

     びわはやさしい 木の実だから
     だっこしあって うれている

 なんてかわいい詩でしょう。うちのビワはあまくても食べるごとに弟のことを思い出してしまいます。だから、いつも少し甘酸っぱいのです。
posted by あさえ at 16:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。