2018年10月09日

第198   なつかしい築地

 10月にしては、気温が高いような気がしますが、いかがでしょうか。昨日京都に行ってきました。タクシーの運転手さんが、口をそろえて台風21号はすごかったといっていました。運転していたら、いきなりちょっと前にクスノキが倒れてきたとか。危機一髪。タクシーをひろったら、「ずいぶん歩いたようなお顔されてますなあ」といわれて、ぎょっ。そんなにくたびれた顔してるかい。京都の紅葉はまだまだのようです。
IMG_1909.JPG
宿泊した部屋の窓からみえた山。手前のブルーシートはどうしたんでしょう。台風?

 先日、平らな道を歩いていてころびました。お気に入りのボトムの膝が擦り切れて血が…。最悪です。でもついこの前、いいことがありました!歯の診療をおえて帰る途中、近所のA家のかえでの枝をおじいさんが脚立にのって切っていました。そしてA家のおばさんがその脚立をおさえていました。てっきり植木屋さんを呼んだんだと思ったら、なんと、木を切っている人は通りすがりの方だそうです。おばさんがなかなか枝を切れないでいたのを見かねて手伝ってくれたのだそう。なんて、いい方。この町にもそんないい人、いたんだとなんだか嬉しくなりました。

 築地の場内が豊洲に引っ越しました。築地は母の実家があったので、わたしも子どもの頃によく行きました。祖母は料亭を営んでいて、店と住居がいっしょだったため、母たち兄弟姉妹には一人ずつ乳母がついていました。なにせ女手ひとつで大勢のこどもたちを育てたわけですから、おばあちゃんはすごい。美しくてりんとしていて。その料亭には、政治家や文化人も多く来たそうです。魯山人も。ですから芸者さんも人力車ではなやかにやってきました。ちなみに、わたしも人力車に乗せてもらったことがあります。幼な心に覚えています。

 母の実家にいくときは、新宿から都電にのって、銀座の不二家の近くで降りてアイスクリームをお土産に買います。そのコースがうれしくて、築地に行く日はもうわくわくです。実家にはスピッツがいて、名前はパピー。お手伝いさんにくっついて夜パピーの散歩をするのですが、家が場外の直ぐ近くので、鰹節のにおいがいつもぷんぷんしていました。ですからわたしにとっては、築地=鰹節なんです。でも最近は場外にいってもあまり鰹節のにおいがしない気がします。場外はそのまま残るそうですが、きれいに整理されてしまうのでしょうか。ビルにでも入るのかしら。景色もにおいも遠くなりにけり、です。

 しばらくしたら、築地の場外にいってみようと思います。中川屋さんのべったら漬けを買わなくては。祖母の料亭御用達の漬物です。その味は昔も今も変わりません。
 

 

 
 

posted by あさえ at 16:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。