2019年01月20日

第204話 いいな、なまはげさん

先日、山形と秋田にある企業内保育所の研修会でお話しをさせていただきました。012歳のこどもたちを預かる保育所で、保護者の仕事場の一部にあります。企業全体が、とても広くて空間にゆとりのある気持ちのいい建物です。大きな窓にむけていすが並べてあるだけのコーナーもあり、仕事に疲れて、ぼんやり外を見て気分転換もできそうです。保育所もひろびろしていて、必要に応じて仕切ることもできます。絵本で子育てを応援したいと、絵本の部屋をつくったり、保護者に絵本の大切さを伝えたりしています。わたしはお話しを書いている人なので、いくら児童学を学び、幼稚園教諭免許をもっているからといって、先生方や保護者の方に「絵本の大切さ」を語れるかといったら、あまり自信がありません。できるとしたら、わたしのライフワークでも「季節の行事」を絵本やあそびと結びつけて保育活動のヒントをお話しするぐらい。そして、絵本をこどもたちにたくさん読んであげてくださいとお願いするぐらい。

 さて、今年初の恐怖を経験しました。羽田から山形まで飛行機でいったのですが、離陸する前に、「山形の気象条件が悪いので状況によっては東京に戻ることもあります」というインフォメーションが流れました。こんなに晴れてるのにと気楽にかまえていたら、大間違い。飛行機は庄内空港に着陸しようと高度をどんどん落としていきました。その間、飛行機がゆれること、ゆれること。すごくこわい。そして着陸、と思った瞬間、また急上昇をはじめたのです。ひゃあ、こわい、こわい。アナウンスがあり、「もう1度着陸を試みますが、ダメな場合は東京に戻ります」。研修の準備をしてくださっている方にはものすごく申し訳ないと思ったのですが、わたしの本心は「戻っていいから、とにかく無理しないで。機長さん。」。そして、ちらっと、羽田で保険をかけておくべきだったかしらと思いました。(そういう保険ってあるのかしら)でも幸い飛行機はなんとか着陸しました。40分、遅れました。そして無事に山形と秋田で研修を終え、帰りは秋田から飛行機でした。大変順調に飛行し、15分ほど早く羽田に着きました。はあ〜。
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 秋田といえば、なまはげ。空港のなまはげが、迫力ありました。なまはげは、2018年にユネスコ無形文化遺産に「来訪神・仮面・仮装の神々」として登録されました。秋田の方に伺ったのですが、12月31日に遠くのほうから地鳴りのようなすごい声が聞こえてきて、なまはげが家に来るのだそうです。「悪い子はいないか」とわらじのまま家にはいりこみ、こどもがおびえて親にしがみついて泣き出すと、その家の大黒柱が「悪いことはしないよう言いきかせますので、どうぞ、お帰りください」となまはげに挨拶をするのだそうです。こどもは半端なくこわいと思いますが、しがみついて助けを求めることができる人がいて、自分のためになまはげをおさめてくれる人がいる、ということを知る、感じる。そんな行事なのかもしれませんね。「豆まいておいはらうとか?」と誰かがいったら、秋田の人は「なまはげは、鬼ではありません。神なんです。」ときっぱり。いいなあ。こういう風習。今夜は満月。もうすぐ節分。
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posted by あさえ at 20:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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