2019年09月04日

第217話 葉っぱがひらり 

 8月に、二つある倉庫を整理して一つにまとめる作業をしました。物を整理するというのは大仕事。息子たちが協力をしてくれたおかげで重いものもスムーズに運ぶことができました。そして今、家には大きな茶箱と同じくらいの大きさの収納箱がきています。茶箱には息子たちが3歳から通っていたアトリエ「小さな画家たちの家」で描いた絵がどっさり入っています。どれも素晴らしく、処分することができません。困ったなあ。とりあえず、今、倉庫から持ってきた額縁を7枚、世界堂でガラスからアクリル板に変えてもらっているのでそれが戻ってきたら絵を入れて壁いっぱいに飾ろう。うん、そうしよう。

 それからもう一つの収納箱にはアルバムと、息子たちが幼稚園の時に園で作った製作物が入っています。母の日、父の日に私たちの顔を描いた絵、一番多いのは当時家にいたしば犬ナックの絵。それから小学校の低学年の時に書いた作文や夫が海外に行くたびに息子たちが作って渡したお守りなどなど。息子の一人が6歳の時に1ヶ月入院したことがあったのですが、その時に幼稚園のクラスの子たちが書いてくれたお手紙や絵もどっさり。どうしよう。捨てられないなあ。困った。でもこれは息子たちのものだから、一応どうするか聞いてみないといけません。

 アルバムは見始めると時間がいくらあっても足りません。今はデジカメでじゃんじゃん撮るけれど、私にはやっぱり一枚一枚アルバムに貼り付ける昔?流の方がしっくりします。母や私の手書きのキャプションが書いてあって温もりを感じます。でも、どうしよう。この写真たち。私が死んだらどうなるのかしら。息子たちはいらないだろうな。娘がいたら大事にしてくれるかも知れないけれど、残念ながら娘はいないし。一応、息子たちに聞いてみよう。
 
 息子たちの製作物はまとめてファイルされているのですが、それを持ち上げた時、ひらりと葉っぱが一枚落ちました。おし葉状態でカラカラ。「えっ?」と思ったら、それは息子が幼稚園の時にドングリや葉っぱを紙にセロテープで貼り付けた作品から落ちたものでした。34年前の葉っぱ……。幼児だった息子たちの顔がパッと目の前に浮かびました。可愛かった。子育てしているときはこの忙しさがずっと続くと思って気が遠くなっていたけれど、今思えば、もっと丁寧な子育てをすれば良かったとしみじみ思います。34年前の葉っぱは大事に手帳に挟みました。だんだん粉々になっていってしまいそうだけど。
IMG_2812.JPG
葉っぱ。息子が小学校、中学校、高校、大学、就職、結婚してお父さんになるまでずっと静かに紙に張り付いていたんだ。

posted by あさえ at 09:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。