2020年07月25日

第231話 こうやって・・

 蒸し暑い4連休、3日目です。本来ならばオリンピックが始まり活気づいている頃なのにとても静かです。感染者数も増えていますし、go to キャンペーンも東京在住者は対象外ですし。私もとても静かにしています。我が家の中心にいた柴犬まるが7月5日に旅立ってそろそろ3週間。翌日に府中の慈恵院で荼毘にふし、お経を読んでいただきました。まるは柴にしては大きかったので段ボウルを二つ繋げて棺を作りました。家族みんなで言葉や絵を描いてお花をいっぱいいれました。まるは眠っているようでした。

 まるは2年前から夜泣きがひどくなり夫が添い寝をしていました。私も時々交代しましたが声がとても大きくて、2階にいる息子家族にも迷惑をかけました。今年の1月からは歩けなくなり寝たきりに。床づれがおきないように位置を変えたりしました。15キロの体は9キロになり、抱っこすると骨のゴツゴツを手に感じました。目も見えなかったとおもいます。目やにがひどくてホウ酸でふいて綺麗にしてあげるのが朝一番のお世話でした。食欲は最後まであって、特に魚肉ソーセージが好きでした。まるが食べ残した魚肉ソーセージがまだ残っています。

 5日は日曜日でした。もうダメかもしれないと思い、まるをぎゅっと抱きしめました。その時おしっこを2回私の膝に漏らし、小さく鳴きました。寝かせたとき少し息がありましたが、まもなく亡くなりました。息子が「まるーっ!」となんども耳元で名前を呼びました。まるの耳がその声を聞いたのでしょう。ピンと耳をすますように立てたまま、冷たくなっていきました。まるの体は冷たくなっていくのに、私の膝にはまるのおしっこのあたたかさがかすかに残っていました。なんなのでしょう。生と死の境を受け入れることはむずかしい。

 まるの遺骨は今、家にあります。秋にはまるの先輩犬の柴犬ナックが眠る合同墓に入れようと思いますが、もう少し先になるかもしれません。まるとの19年2ヶ月が愛しいです。ついまるが寝ていたところに目がいってしまいます。お散歩バッグやご飯や水を飲んでいた器、好きだったお菓子やチーズ。時々出てくるまるの毛。まるを家に迎えた時にこういう日が来るのはわかっていたはずなのですがきついです。

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 昨日、孫の5歳男子が家に来てダンボールで何かを作り始めました。それは柴のぬいぐるみの家でした。このぬいぐるみは「まる」という名前を孫たちがつけて、まるの寝ている側においてあげたりしてずっと可愛がられています。
その家の中にはなぜか折り紙が。ダンボールの横には黒い細長い粘土が貼り付けられていて「恐竜の骨」だそうです。まるの骨を見て連想したのかもしれません。小さいなりにまるの死を捉えているのですね。なんて可愛いのだろう。この子たちにこうやって、私は癒されていくのだなとしみじみ思いました。
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posted by あさえ at 17:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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