先日、早めにおひなさまを飾りました。昨年の今頃は、母が入院していて、毎日病院に通っていたためにおひなさまを出すことを忘れていました。母は、バレンタインデーに、看護師さんやお医者様に「榮太郎の飴をあげたい」と言いました。そこで、私が可愛い小袋に飴を詰めて、10袋ぐらいでしょうか。母に届けました。そして、母は皆さんに飴をあげたあと、意識が朦朧としてきてあれよあれよという間に会話ができなくなってしまいました。そして3月3日の夜、天国にいってしまいました。
すごく悲しかった。栄太郎の飴も、バレンタインデーも、思い出したくない。
おひなさま。姉が生まれた時に母方の祖母がプレゼントしてくれたもので、私の家にあります。ドアは壊れているのでもうとってしまいました。とっても可愛らしいおひなさま。桃の花を飾りました。部屋が華やいで母の写真と並んでいます。去年は出さなくてごめんね。
いつまでも母を想って悲しがっていてはいけないのかもしれないけれど、ちょっとしたことをメールしたり、電話したりできる大きな大きな存在だったなとしみじみ思います。八重桜が咲く頃、納骨する予定でいますが、できるかな・・。自信がありません。
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