2022年10月25日

269話  たのしいこうちゃん

小学1年生のこうちゃんは、学校の帰りにいつも何か拾って帰ってくるそうです。この前、「ねえ、見て」と言って、木の枝にセロテープでぐるぐるまきにした石を二つ、かまきりの卵みたいにくっつけてわたしに見せてくれました。
「なあに、これ?」「石だよ。石。拾ってきたんだよ」「へえ。かまきりの卵かと思った。こうちゃんは、いつも何かを拾って帰ってくるんだって?」「うん!」「どんなものを拾ってくるの?」「石とか、草とか、落ちてる葉っぱとか、落ちてる花とか」「じゃあ、ずっと下見て歩いているの?」「うん。腰が痛いんだよ」「あら、大変」。
その時、わたしに浮かんだのは、こうちゃんが、赤オレンジ色(正確な色の名前があるのだけど、わたしには赤にしか見えない)の大きなランドセルを背負って、腰を曲げて下を見ながら歩いている姿でした。ランドセルがちゃんと閉まってなくて、中のものがザザッと落ちなければいいのだけど。
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おだんごでも、かまきりの卵でもありません。石、です。

この前、そろそろ球根を植えようと、チューリップの球根を10個買ってきて、1番にこうちゃんに2個選んでもらいました。孫たちにそれぞれ2個ずつ選んでもらい、植えて、春に何色の花が咲くか楽しみに待ちたいと思っています。ところがこうちゃんが選んだ球根を、柴犬ぷくがくわえて駆け回っているではありませんか。獲物をみっけ、というばかりにぴょんぴょん、嬉しそうに飛び跳ねています。急いでぷくの口の中から球根を取り出したものの、よだれで濡れて、牙で傷がついてしまいました。無事に花が咲いてくれるといいのですけど。

そして、またまたこうちゃん。「ニャンコ大戦争」というゲームがあって、その中のキャラクターを印刷し、最初は印刷したものを本のようにして、名前を書いたりしていました。そのうち、「作りたいんだ」と言い始めました。「どうやって?」「紙だよ、紙」。コピー用紙を大量に持ってきて、くるくる棒状にまとめて、手足を作り、紙風船を作って胴体にしたり。セロテープやガムテープ、新聞紙やボール紙、いろいろ使って、よくわからない物体を四体作りました。大きいものは、全長2メートル近く。それを両手で持ち上げて、満面笑み。
自分の家に全部持って帰りました。多分、足の踏み場もない状態になっていると思います。でも、持ってきちゃダメ、と言わないお母さんなので、こうちゃんは幸せです。
IMG_5928.JPG
だいぶ寒くなってきました。この子はちょうちょになれるのでしょうか。

こうちゃんは、うちの玄関前にある鎖樋(くさりとい)にアゲハのサナギが糸でくっついているのを発見。「ちょうちょになったら、すぐに花の蜜が吸えるようにお花をそばに植えてあげよう」と言いました。なんて、優しいんでしょう。楽しいこうちゃん。つい、だっこしてしまいます。

posted by あさえ at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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