先日山形に行ったとき、帰りの新幹線の中でパスケースに挟んであったチケットを取り出しました。改札をスムーズに通るために早めにポケットに入れておこうと思ったのです。東京駅ですいすい改札を出て、新宿で私鉄に乗り換えようとしたときのこと。いくら探してもパスケースがない。そこにはスイカが入っていたのです。あーあ。落としちゃった。仕方がないので切符を買って電車に乗りました。幸いスイカは銀行口座と紐付けしていなかったのでちょっとは安心したのですが、パスケースは息子が初任給で買ってくれたものなので大事にしていました。翌日、一応東京駅の遺失物係に電話をしました。乗った新幹線と座席の位置を伝えたところ・・なんと、なんと、届いていたのです!!
Japan is amazing country! とても嬉しかったです。

東京駅八重洲口にあります。すいてました。
もう一つ、嬉しいことがありました。1986年に出版された「読む書く話す大事典」(主婦と生活社)は夫がどこからかもらってきたのですが、とても好きな事典でした。「季節のことば」の章が特に好きで、立春から始まって、季節の特徴や言葉、風習、旬、俳句などがいい感じで紹介されています。何度も読み返していたので、もうボロボロ。表紙もなくなり、ページも破けて所々行方不明になっていました。そこで数年前から古書で探していたところ、先日ついに見つけました!早速買いました。届いたら、意外にきれいでした。でもページの間に「○○の結婚」というタイトルで結婚式までの段取りが書かれている紙が挟んでありました。この事典には、冠婚葬祭についても詳しく載っているので、前の持ち主さんが参考にされたのだと思います。とてもきれいな状態なので、この本は大事に使われていたのだろうなと思いました。

今度は大事に使います。
寒くなりましたが、心がほかほか温まるような出来事でした。
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