2025年10月01日

378話 都民の日に

秋分。七十二候では四十七候「虫たちが巣篭もりの支度をするころ」。やっと涼しくなりました。秋分の頃になると、不思議なことに、彼岸花があちらこちらから出てきます。気温が高かったのでもう少し後かなと思っていたのですが、意外にも23日前後に咲き始めました。スッとした茎の先にピラピラと花火のように咲く彼岸花。赤色、白色、黄色。♪あか、しろ、きいろ〜♪ あら、まるでチューリップみたい。
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ぷくより背が高いね、彼岸花。

都民の日は10月1日。私が子どもの頃は、カッパのバッジをもらいました。このバッジ、昭和31年の「大東京祭」の記念バッジに由来しているそうで、昭和34年からカッパのデザインとなり、平成9年まで販売。10月1日都民の日に、動物園などの都施設や都電が無料となる目印になっていたようです。今も新しいカッパバッジがあるようです。でもなんで、カッパ? 一説には隅田川にカッパ伝説があるとか。ほんとかな。

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高橋和枝さんの絵が大好き。なんてかわいいコンスケたち。ぷくもかわいい。

さて、嬉しいことがありました!
私の絵本「コンスケとはるのともだち」(のら書店)が第35回ひろすけ童話賞をいただくことになりました! ひろすけ童話の世界の裾野に加えていただけたことがとても嬉しく光栄に思っています。「泣いた赤鬼」「むく鳥の夢」など、ひろすけ童話からは、切なさや悲しみ、優しさや慈愛の心を感じます。コンスケは静かな物語ですが、評価していただけたことに感謝したいと思います。この絵本が書けたのは、小さな人たちのアニミズムのおかげです。ありがとね!

posted by あさえ at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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