2020年05月02日

第227話 泳げ、こいのぼり一家

 天気の良いゴールデンウィークの真っ最中。あんなに咲き誇っていたモッコウバラは花びらをちらし、鮮やかな黄色も少し茶色が入ってきました。花は咲く時季を知っている。散る時季も知っている。大きな自然の流れの中で自分の在り方を知っている。いいなあと思います。私も自然の一部なはずなのですが。ナチュラルに生きるって、どういうことなんだろう。
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 モッコウバラの花ビラが蜘蛛の巣のお飾りになりました。風の仕業。

 母は生前「延命はやめてね」と尊厳死協会の登録カードを私に見せてくれました。「主治医の先生にも伝えてあるから」と。けれども、心臓の弁を動かすための薬を点滴でずっと入れ続けました。この点滴を抜くと明日には亡くなってしまう、と医師から言われました。その後も状態の変化によって点滴が増えました。そのうち意識障害が起こるようになり、会話もできなくなり。栄養も点滴。私は「これは延命」なんじゃないか、母は望んでいないのではないか、と思いました。でも点滴を抜いてくださいとは、言えませんでした。母は今、どんな風に思っているのでしょう。そして私は息子たちに、どうお願いしておいたら良いのでしょう。母の日を前に、考えてしまいました。

 愛犬まるちゃんは5月4日に19歳となります。4月24日の夜、血尿を出し、25日に病院に連れて行ったら、「臓器のほとんどに腫瘍ができています」と言われました。エコーとレントゲン写真にたくさんの腫瘍が映っていました。脾臓は肥大していました。膀胱にできている腫瘍が大きくなって膀胱の壁を削り、その血がおしっこに混じって出ているとのことでした。痛いだろうに・・。点滴と注射と飲み薬で、1週間通い、血は止まりました。でも腫瘍はそのまま。今、家で抗生剤を飲んでいます。検査に5万。注射と点滴で1万。それを1週間。ヒェー。でも痛みはかわいそうなので、できる限りのことはしてあげたいと思います。「延命」はせず「緩和」をしてくださいと先生にもお話ししました。まるちゃんは今まで病気は一度もなく、19年間一緒にいてくれました。お別れの日まで、いつもと同じように一緒に過ごします。母が亡くなってもうすぐ2ヶ月。「延命」と「緩和」。まるからも問われているなと感じます。

 こいのぼりを泳がせました。こどもを真ん中。うちらしい順番です。みんな元気でいようね!
 
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2020年04月24日

第226話  ステイホーム週間

 今朝、ゴミを出しに外に出たら、やっぱり・・って思いました。空気が美味しい。数日前から感じていたのですが、明らかに空気がきれいです。ゴミを出してから大きく深呼吸して家に入りました。みんな、ステイホーム。自分が家にいることが、誰かの命を守ることにもなる。守りましょう。

 食材や日用品は週に一度生協が来るので、そんなにスーパーに買い物に行くこともありません。けれども、愛犬のオムツ、おしっこシート、ドッグフードは買いに行かないと。それからコーヒーの消費量が増えたので、豆を買いに行かないと。時々、家の周りを散歩したりしますが、運動不足で体重が増えてきました。そこで一日2食にしたところ、胃も軽くなり、料理する回数も減ってラクになりました。

 ステイホームになって変わったことはまだあります。ピクルスを作り始めました。カリフラワー、セロリ、きゅうり、にんじん。つけ汁につけてすぐに食べられます。わりとどんな食事にもあって、爽やかな一品になります。カリフラワーってほとんど買わなかったのですが、ピクルス用に買うようになりました。ところが、あまり売ってないんですね。ほんとに。
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 それから、web会議というのをやるようになりました。始まる前にカメラに映る範囲を片付けます。ぼやかしたり、他の背景にできるそうなんですけど、操作がうまくできないので変なボタンを押してしまいそうでそのままにしてあります。Web会議もなかなか面白いですね。飲み会、というのもあるみたいなので今度友達とやりたいなと思います。私の後ろにはいつも愛犬まるちゃんが寝ています。まるちゃんは急にほえて暴れる時があります。そうなると会議どころではなくなるので、前もってまるちゃんを他の部屋に移動させて夫にそばについて落ち着かせてもらうのですが、鳴き止まない時も・・。そうなると、吠え声がどうしても相手に聞こえてしまいます。それでも会議は続きます。夫がいないときは、web会議はできないのでその時間は避けてやるようにしています。

 ステイホーム週間。集中して原稿に向かえる時間でもあります。「はじめての行事絵本」シリーズの新作が出来上がりました。「ほっ ほっ ほたる」。相野谷由紀さんの絵がなんと味のあること。頭を柔らかくして新しいお話を創りましょう。明日の朝、まずは大きく深呼吸して。
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2020年04月08日

第225話  モッコウバラ

 新型コロナウィルスの感染を予防するために、昨日安倍首相が非常事態宣言をしました。今日の午後、駅のスーパーに買い物に行きました。ガラガラでした。みんな、もう買い物を済ませたようですね。私は出遅れているみたい。乾物(ひじき、切り干し大根、高野豆腐)、里芋、ジャガイモ(小芋で揚げて甘辛く味付けするととても美味しい)、春キャベツ、ごぼう(人参がやけにあるのできんぴらごぼう作ろうかと)、麦茶などを買いました。そしてピクルス用のカリフラワーを買い忘れたことに気がついて、八百屋さんに行ってみました。そうしたら、レジでお客さんたちが、ちゃんと前の人と距離をとって並んでいました。人と人の間にジャイアントパンダ一頭分開けると言われていますが、特にお店に貼り紙があるわけではないのに、つまり、言われなくても自主的にそのように並んでいたわけ。えらいなあ。私の前の人は、マスクと帽子と水中眼鏡みたいなメガネをして、お金のやり取りではなくカードで支払ってました。ウィルスを一粒もつけないぞ、という感じ。ウィルスは「手を洗う。手で顔を触らない。石鹸でも落ちる」そうですし、そんなに怖がらなくても大丈夫とお医者さんから聞きました。それにしても、スーパーに小麦粉が一つもなかったのはなぜ?

 渋谷は夜、閑散としていて走り回っているのはネズミの大群だけだとニュースで報じていました。普段は見えないところにいるネズミですが、人間たちが生活しているすぐそばで生きているのですね。なんとも・・。
   
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 いい季節。気温差はあるけれど、日向を歩くとポカポカしていて、風はちょっと冷たくて。桜は終わりましたが、なぜか今年は気持ちがウキウキしませんでした。桜はいつもと同じように咲いているのに。うちの小さな花壇も賑やかです。昨秋、孫たちと植えたチューリップの球根がすくすく育ち、花を咲かせています。種類を変えたので、花びらの形も色も違って面白いです。そしてモッコウバラが可愛らしく咲いています。白ヤマブキも。植物は季節のものさしを目安にいつもと同じに咲いて、散っていく。大きな自然の流れの中で生きています。人間もそうだったはずなのに。
 ちなみにモッコウバラの花言葉は「幼いころのしあわせな時間」だそうです。孫たちが、そして全てのこどもたちが、たくさんの幸せな時間を過ごせますように。心から願っています。

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posted by あさえ at 16:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする