2010年10月12日

第66話 お休みの日の公園

気持ちのよい風がふくころとなりました。空も高くてきれいだし、虫の声もにぎやかにきこえてきます。こんなよい季節はやはり散歩がいちばんです。
64話で井の頭公園でもらった綿の種のはなしをしました。♪芽がでてふくらんで、花がさいて、ジャンケンポン♪ではなくて、芽がでて花がさいて実ができました!茶色の綿でした。ほんとに柴犬まるの手の平ぐらいの大きさしかないけれど、ふわふわしていてかわいらしいこと。ちゃんと中に種がかくれています。

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綿の実!こんな感じでできました。

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このふわふわ感、わかるかな。

少ししかとれませんでしたが、とてもうれしいです。そしてこの前の土曜日、また井の頭公園にいったら、種をくれた女の人がいたのでさっそく実を収穫したことを報告しました。よろこんでくれて、「今年とれたのがありますから、よかったらあげます」ですって。もちろん、「いただきまーす」。

緑と白と茶の種があったので、緑と白をもらいました。「今回は茶色の綿しかできなかったんですよ」っていったら、「そうなんです。私の綿も茶がつよいですよ」とのこと。そうか、柴犬まるちゃんも茶色だからつよいんだ。(関係ない?)

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緑色の綿の種と白色の綿の種。
自然の色はやわらかい。

なにをして生活している人なのかはわかりませんが、自分のすきなことをていねいになさっているなあと感じます。おっとりしていてマイペース。アクセサリーは500円なんだけど、ひとつひとつに手書きの感じのいい値札がつけられています。こんなに安くていいのかしら。ひとつ気に入ったのがあったのでかいました。

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買ったアクセサリー。少々ぼけましたが袋部分にぴかぴかのくぬぎがはいっています。
すきな石をいれてもいいって。

休日の公園にいる人たちをみていると、たいていの人は「ほどけて」いるような感じがします。ぐるぐるまきのみえない糸をほどいてくつろいでいる感じ。正座して漫画のよみきかせをしているおじさん。バイオリンをひいているおにいさん。似顔絵をかいてあげてるおねえさん。はじめてのデートっぽくきんちょうして歩いている若者二人。シートをひろげてお弁当をたべている家族……。それにしても、公園からの帰り道、歩道を急ぎ足で歩いていたウェディングドレスすがたの女の人はなんだったんだろう。


とにもかくにも、お休みの日の公園は、おもしろい!


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2010年08月16日

第65話 とってもおいしいフルーツコーン!

アブラゼミの声がにぎやかに聞こえています。ミンミンゼミの声も聞こえます。
夏ですね!夏といえば、とうもろこし。
山梨県鳴沢村にある山物市場さんのとうもろこしは、とってもおいしいです。今年は行けそうもないので送ってもらいました。

箱をあけたとたん、プーン。土のにおいがしました。ふさふさとあふれでているひげも、フワフワサラサラ。30本送ってもらって、20本はおばあちゃんの家に届けました。あと10本は家族の分。

みなさんは、とうもろこしをどうやって食べますか。子どものころ、父は焼きとうもろこしにしてくれました。とうもろこしのひげで作った刷毛でしょうゆをぬりつけながら焼くのです。しょうゆのこうばしい香りがして、焼き上がるのをいまかいまかと待っていたのを覚えています。
今は、もっぱらゆでて食べますが、フルーツコーンは、なまで食べてもおいしい!
甘くて、果物のようです。だから、フルーツコーンね。

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フルーツコーン!ぷっくりしてておいしそう。

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まるちゃんは、まわりの皮がすき。

ところで、友人から「とうもろこしおばあさん」という話をおしえてもらいました。アメリカ・インディアンの民話です。簡単にお話しましょう。
『ある家族が、一人のおばあさんを家にとめてあげました。おばあさんは、とうもろこしのパンを焼いてみんなにふるまってくれました。とうもろこしなど、食べたことがなかったので、みんなは大喜び。でも主人はおばあさんが、いったいどこからとうもろこしを手に入れるのだろうとふしぎに思い、ある日、そっとテントをのぞいてみると……。おばあさんが、着物をひょいとあげて、ももをぼりぼりかきはじめたら、とうもろこしのつぶが、ぽろぽろとおちて山のようになったのです。それをみた主人は、もうとうもろこしのパンを食べられなくなりました。おばあさんはみられたことを知って、枯れ草に火をつけるようにいいます。主人が言われたとおりにすると、枯れ草は灰になり平原にひろがりました。次に「私のかみの毛をつかんで灰の上をひきずりまわし、私をもやしておしまい。3どまるい月が空にのぼったら見にくるように」といいました。主人はこわくなりましたが、おばあさんのいうとおりにしました。そして、3どまるい月がのぼったので平原にいくと、とうもろこしがいっぱいなっていました。おばあさんのかみの毛のような毛が実からのぞいていました。』

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とうもろこしのひげはおばあちゃんのかみの毛?!

ちょっとどきっとしますが、死んで、そこから命が芽生えるという自然の輪を感じます。あらためてとうもろこしのひげをみると、うーん。おばあさんの毛に・・みえる?!
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2010年07月13日

第64話 マザーリーフ

1日のたつのが早いですね。子どものころは、もっとゆっくり1日がすぎていたような気がします。もう、7月。1年の半分以上がおわってしまいました。
お話を書く仕事には、この日までに書かねばいけないという‘しめきり’があります。守るようにしていますが、ここのところおくれがち。いけないことと思うのですが、1日があまりにもはやくて。家事が終わり、10時ごろ書き始め、お昼に1時間ほど休み、また夕方まで書く生活。柴犬まるの散歩もあるし。でも、やるっきゃない。

私の仕事机は庭が見えるようにおいてあります。ですから目のはしに緑がみえていい感じです。それに今年の夏は、我が家の内も外もやけに緑が元気なんです。
まず、綿。まるの誕生日に、井の頭公園にいったとき、自分で育てた綿で糸をつむぎ、アクセサリーを作って売っている女の人がいました。ネックレスを買ったら、綿の種をくれました。その人が育てた綿の種だそうです。プランターにまいたら、元気に成長中。どんな花が咲くのかな。それから、キンカンの花が3年ぶりに咲きました。白くて小さな花。とても上品。花がさいたので実もなりますね。楽しみー。

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茶、白、灰色。
いろんな色の綿の苗がまじってます。

そして、ゴーヤ。今年は、「太い」実がなる苗を買いました。次から次へと実り、ほしい人にわけていましたが、きのう、夫が夕飯にゴーヤチャンプルを作りました。そんなに苦くなくておいしかった!トマトもすずなり。お日さまがあたらなくても下にある実から赤くなるんですね。ふしぎ。

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ゴーヤの表面は、まるでろうそくのろうをたらしたみたい。
暑苦しいなあ。

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緑のカーテンは風がふくと
葉っぱのにおいもただよってきます。

さらに、部屋にはマザーリーフ。マザーリーフとは、正式名はセイロンベンケイソウといって、日本では小笠原諸島や南西諸島に自生しているそうです。葉を水にうかべておくと、まわりから芽がでてきます。ですから、ハカラメ(葉から芽)、子宝草、ハッピーリーフなどともよばれています。
そのマザーリーフを、昨年、2枚400円でインターネットで買いました。水に葉をうかばせておいたら、芽がのびてきたので、鉢に植えかえたら、どんどんのびて元気なマザーリーフになりました。うれしーい。思わず、(葉の数)×200円と計算している私……。いけない、いけない。ほしい人にわけてあげることにしましょう。もちろん、ただで。

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1枚1枚が大きいマザーリーフになりました。
肝っ玉かあちゃんかな。

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マザーリーフの葉の先から
芽がではじめました。かわいい。

とにもかくにも、まわりの緑にはげまされながら、仕事をがんばります。みなさんも、暑さに負けずに日本の夏を楽しんでください。
posted by あさえ at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする